魔法族とは

コーレニンには、魔法族という種族が住んでいます。
魔法族とは、魂を魔力で具現化した存在、生まれながらにして魔法が使える種族です。
そして外見はずっと子供のままです。

コーレニンでの輪廻は、図のようになっています。
それぞれの魔法族は、
魂の系統『魂系(こんけい)』で区別されます。

『魂系』が家系に相当し、前世は先祖、来世は子孫と同じとされます。
子供を産むわけではないので、家系図=魂系図、となっており、一直線で、誰とも交わることはありません。

コーレニンは、時間の層がはっきりとしており、皆が同じ年に生まれ、同じ年に『死ぬ』世界です。
だから『魂の本』に各世代の記憶を残さないと、文化的な進歩もなくなってしまうのです。

図のように、コーレニンにも地球と同じように
双子が生まれることが多いです。
双子の代が連続することもあるほどです。

世代が変わっても、
髪や瞳の色調、魔力の強弱、魔法の各分野における得手・不得手(かなり大まかにですが)は、
同じ魂系内で受け継がれます。
コーレニンの主な住民は、魔法族と精霊のみと言ってもいいぐらいです。
多くの場合、魔法族と精霊は、互いに干渉し合うこともなく暮らしています。